ブログ更新、ちょうど一年前くらいだ･･･。ＮＰＯ本、第３版になります。
版を重ねるごとに少しづつ修正を加えています。
本屋に行くと自分の本をチェックするのですが･･･。紀伊国屋さん、三省堂さんありがとうございます。
そして、新宿ブックファースト！！！こんなにしょっちゅう行っているのに、売切れたら入荷してないまま（涙）。ひどい・・・。
「著者です！入荷、よろしくお願いします！」といいたいものの、あまりに良く行くので、変なアピールして面が割れると、恥ずかしい本を買えなくなるので、歯がゆい思いをしております･･･。
拙著「NPO法人のつくり方がよくわかる本」が重版となりました。
内容、ほとんど変わりませんが、すこ～しだけ加筆修正しました。
よろしくお願いします！
本年4月に、東京都の運用方針が改定されています。
以前の改定が、平成１７年ですのでかなり久しぶりの改定です。
今回のポイントは、非営利性の判断が今までより厳格になりそうです。ただ、非営利という概念も不明瞭です。細かく書くと長くなるので以下をご参照ください。
http://www.npo.metro.tokyo.jp/npo/pages/provide/cmn/link/pdf/shin-guideline2604.pdf
NPO法人の認証は、NPO法だけではなく、この運用方針に合致していないとダメです。良く勉強されている依頼者の方で、NPO法に特に書いていないので、大丈夫ですよねと言われ、実は、・・・のようにすると、運用方針で引っかかるので、だめなんですとご説明することがあります。なかなか分かりにくいですね。
NPO法人が、申請して認定を受けると
認定NPO法人になることができます。
認定NPO法人になると税制の優遇があります。
設立してすぐになれるわけではないので、
こういうものもあるよということをご紹介しました。
設立したNPO法人を将来どんなものにして
いきたいのかによって、運営方法や運営コストも
変わってくると思います。
設立した後に、どういう法人に育ててゆくのかについて
考える際に、検討要素として参考にしてください。
第７章は、設立後、何か変更があった場合などに
どういう手続きが必要かをあげています。
この部分については、どんな手続きが必要なのかを
参考にしてください。
それぞれの事情によって申請の仕方や
書き方などが変わってきます。
ただ、これは設立が終わってからの話です。
自分たちで設立ができたのであれば、
あとはその応用のようなイメージでやることができます。
なので心配ありません！
設立後も様々な届出があります。
定款をちょっと変えるだけでも届出をします。
株式会社の場合などは、登記事項の変更がないと
基本的に内部の処理で終わりますが、この点、
NPO法人はいちいち届が必要です。
これまた忘れがちで、何をどこに届けなくてはならないかなど
なかなか分かりにくいと思います。
気をつけておくポイントをあげているので参考にしてください。
NPO法人として無事に認証が下りても、それで終わりではなく、
登記をしなくては、NPO法人は誕生しません。
認証が下りた！と、ほっとして知らずに活動を続けて
何年かたった後に、気づいた！という法人もあります。
世の中の行政は基本的に縦割りです。
（あ、縦割り行政を批判するつもりじゃないですよ。
別にそれでいいじゃんと思っているので…）
登記をしなくても、税務署に届けていなくても、
都庁などの所轄庁は、それを知る由もありません。
だから、ずーっと、そのままで行けてしまう場合もあります。
ただ、登記が終わったら完了届を出さなくてはならないので、
その届け出の提出状況から把握をすることはできます。
認証が下りても登記をしないと、認証が取り消される可能性があるので
いろいろ気をつけましょう。
申請書ができたら所轄庁に予約して、事前相談に行きます。
申請が受理されてからは、しばらく何もない期間が続きます。
その期間にどういうことを進めるべきか、また認証前の
補正手続についてを記載しています。
この辺りの実際に動きについては書いていない本も
ありますので、参考にしていただけるかなと思います。
概要が決まったら、いよいよ申請書類を作ります。
申請書類の作り方には、勘所があるので、
本書を参考にして進めていってください。
サンプルの書式は、
「NPO法人ONE＆にゃんサポート協会」です。
このNPO法人を作るという設定で、架空のNPO法人の
申請書類の書式を入れています。
記載してある日付も、「平成○○年○月○日」ではなく
具体的な日付を入れたサンプルにしているので、
日付の前後関係などが分かると思います。
